私はこの会社を創業する前に、大手企業の下請け工事を請け負う会社を9年間経営していました。その会社を創業する時は「年商〇億円売上たい」「ああしたい、こうしたい」など色々な理想を胸に創業しましたが、創業から7年目ほどで当初の目標は達成できましたが、どこか悶々としながら9年間経営していました。
その理由は理想を実現した時に、その目標を達成した時にどんな大変な事があるのか?
など、目標の良い事ばかりを見ていて、裏側にある、その目標を達成した時の下請け会社ならではのストレスなど苦労を考えていなかったのです。
そして「大きな企業のために一生懸命やるのではなく、お客様に直接一生懸命な仕事を届けたい」と
その会社は株式売却し、一般消費者向けの専門店であるこのリペイント匠を創業しました。
良い事も悪い事も表裏一体です。
皆さんも将来なりたい自分を想像して、就職活動をしていることだと思います。
しかし、最初の就職先が天職だというのはすごく低い確率です。良い風に見える業界も実際に働いてみるとイメージと全然違ったり。。。
その時皆さんはどうしますか?
退職しますか?
私ども会社では色々な部署があり、上司や部署が自分に合わないと感じたら個別面談をしっかりと出来る環境が整っています。
例えばペイントデザイナーでは、どうも自己を発揮できなかったとしても、ディレクターに移ったら仕事が面白くてたまらない、なんていう社員が当社には数多くいます。
そして自分の面白くてやりたい事が見つかれば、もう成功のレールに乗ったようなものです。
リペイント匠の「匠」とはプロフェッショナルという意味です。オール3の平均的能力より、何か一つ、これだけはグンと秀でている。そんな能力を身に付けてください。
技術を身につけずっと出来るカッコいい仕事
まだ就職していない皆さんには、まだピンとこないかもしれません。
人口ピラミッドを見て頂ければ分かりますが、これからドンドンと働く人も少なくなります。
それに伴い我々、企業側も出来るだけ、人に頼らない組織作りを意識しています。
しかし、私たちの仕事はどうしても人が携わらないと出来ない仕事です。また世の中にあるもので塗装品というのは非常に多く無くならない仕事でもあります。
AIの時代はそこまで来ています。
将来、人の手でなくても出来る仕事ではなく、技術を身につけずっと出来るカッコいい仕事をしませんか?
どの企業も教えてくれない事
一つ目の就職は本当に慎重に考えた方が良いと思います。
新卒の時は、どの企業も大抵は大事にしてくれますが、一度でも離職して第二新卒になってしまえば採用する側からみたら正直、採用しようと思う気持ちは半分くらいになっています。
これが2回離職したら通常の中途採用と変わりありません。
離職し履歴書に会社名が多いほど、採用してもらうのがどんどん難しくなります。
「いや〜でもどこも人手不足でしょ?」
と思うかも知れませんが、それは定着しない会社の話です。
興味本位で就職したり、学生時代のバイトをしていたところに就職とか安易な気持ちで就職すると本当に後悔します。
もちろん、中途採用でもすぐに採用してくれる会社はあるとは思います。
しかし、そんなに常に人が足りないと言うことは、何か定着しない理由があると言う事をわかっておいた方がいいです。